株式会社ディ・ディ・エス

DDS Engineering Company

Nov 23 2007

ホンダの燃料電池車

2007年11月23日

いよいよホンダが、2008年度から燃料電池自動車リースで出すんだそうです。

と言っても米国でらしいですが、「個人を中心に月600ドルでリース」という
記事がありましたけど、これホントでしょうかね?

600ドルって普通ののクルマのリース費用くらいなんで、6000ドルの間違いじゃ
ないの?と思ってしまいますが。


クルマはオデッセイベースでしょうか、燃料電池とリチウムイオン・バッテリーを
積んでモーターの出力は、134馬力、高圧水素タンクは171リッターで
最高速度160km/h、航続距離430kmと言いますから、


数字だけ見ると、今のガソリン車と遜色ないレベルまで来てます来てます。


スゴイ・・日本の自動車会社の底力というか、まだまだだと言っているとアッという
間にそこそこの性能に持ってくるんだから大したもんです。


・・・・

勿論、水素スタンドは街中にないし色々な問題はこれからわかってくるんで
しょうが、こういうものを世界に先駆けて出すというところに意義がありますね。


自動車会社の仕事は水素で走る自動車を作ることですが、その水素を
どうやって作るのかは、もっと国がリードする必要があります。


お役人はいろんな規制を作るのは得意だけど、
もっとこういうことにがんばって頂きたいもんだと、私は思うなあ。

こんなアホらしいくらいの原油相場を蹴飛ばせる可能性がそこにあるんだから、
日本としてもどっかで勝負かけにゃイカンですよ。






   月600ドルが本当なら、私もリースしたい。




 
Feb 25 2007

水素時代は来ないかも?

2007年02月25日

何だか異常気象=エルニーニョの後遺症か、どうしても技術系ブログに戻れない
でいる太陽光日記、前回はなんと藤原紀香ネタまで登場して、関係者にご心配を
おかけしましたが、やっぱり芸能ネタは無理なのでアッサリ戻ります(当たり前か)

・・・

さて、

反応する時に、二酸化炭素を出さず次世代の本命と言われ続けて、私も実際本命
だと思っていた水素→燃料電池ですが、どーもこのところ旗色が悪い。

ちょっとこのデータを見た私でさえ、水素時代は来ないんじゃないの?と疑心暗鬼。

日本では燃料電池車の研究をまとめるJHFC「水素・燃料電池実証プロジェクト
(Japan Hydrogen & Fuel Cell Demonstration Project)」
がありますが、

その中の総合効率検討特別委員会 石谷久委員長(慶応義塾大学教授)による
「総合効率検討結果」のレポートが昨年発表されました。

これは、燃料電池車の効率について他との比較をまとめたレポートで、クドイ話に
なるので、おそろしくかいつまんで説明します。

結論)

  燃料電池車は、クルマ自体は効率も良くCO2の発生のないものとなるが、
  水素を作るときに非常に大きなエネルギーを必要とするので、
  全体的な効率では電気自動車に劣り、ディーゼル・ハイブリッドと大差ない。

・・・

これは、世界で初めてまとめられた効率の検討結果で、これを読めば読むほど、
燃料電池車の時代は来ないかも・・・と心配になる内容でした。

そうなると、おそらく市場ではディーゼル・ハイブリッドの開発に急速にシフトし、
またこの分野で欧州vs日本の競争が激化するのは必至でしょう。

また、バッテリーを積むいわゆる電気自動車が見直され、航続距離を伸ばせる
ようなバッテリーの開発が、やはり再度「最重要課題」と位置づけられるでしょう。


う〜ん、これは世の中の大きな方向転換になるのかもしれません・・

        

      うちの近くの相模原水素ステーション、運命は如何に?

 
Feb 21 2006

燃料電池はまだ来ない?

2006年02月21日
2月はサーバーのちょっとした不具合により、更新が遅れました。
風邪で寝込んだわけでも、トリノに夢中でサボったわけではありませんです。

すいません。

しかしトリノはなかなかメダルが取れませんね・・
でも、考えてみれば元々冬季五輪はそんなにメダルが取れてたわけではなく、
長野が出来過ぎだったという話じゃないでしょうか。

TVであんまり情報流れるからか、皆が事情通になっちゃって(笑)
もう少し引いて見ていたい感じがします。


・・・・
さて先日、「燃料電池の動向」と言うお話をうかがう機会がありました。
とてもためになるお話でしたので少しご紹介。

このコーナーでもたびたびご紹介している燃料電池ですが、未完の大器と
言われ続けて10余年・・一体いつ頃本格普及するのでしょうか?

結論的に言えば、本格普及にはあと7〜8年はかかるかなぁ・・と言う感じです。
やはり、水素をそのまま供給するのは相当難しい。

そして経済的なメリットを出そうとすると、反応熱の回収、つまり冷却水の熱を
給湯に使わないと、どうにもメリットが出ない。

1kwの電気を作るのに、1.3kwの熱が発生してしまい、1.3kwの給湯能力なら
家庭用の給湯は全部まかなえちゃうので、それ以上のシステムを入れると
お湯が余ってしまって、無駄になる・・・だからシステムは1kwが妥当。

・・・・これは、このシステムを考える上でとってもボトルネックです。
1kw以上のシステムでは、どうしても出来てしまう熱が余るので、
捨ててしまう事になり、それは効率の上では大問題と言うわけです。

また、1kwの電気を発電するのに必要なLPガスの値段は、現在のところ
約40円くらいで実は今の電気より高い。

・・・・都市ガスならメリットが出てきそうですが、今のところは ”安い” と言う
には遠い状況なんですね。

また、セルの寿命は?と言う問題では今の実力では約2年。
最終的には10年くらいの寿命を目指すと言うことですが、これもまだまだの段階。


期待の大きい燃料電池ですが、まだまだクリアすべき問題は多いようです。

しかしながら、やはり安定的な分散電源として私は期待するところが多く、
技術の大幅な進歩を期待しています。

・・・・・・

そう考えると、太陽電池は随分と完成品に近いシステムです。
設置の簡単さ、20年は使えるであろう事、設置後は燃料もいらず、
ほとんどメンテの必要もないことを考えるとよく出来たシステムと言えます。

もう少し普及してもいいはず、と思う毎日です。


       日本ガス協会HPより





 
Jan 08 2006

燃料電池の今後

2006年01月08日
1月7日、当HP30000hit達成しました。ありがとうございます。
30000ゲットの方は、今年はきっと良いことあります、大吉相当ですから。
きっと後光が差してるような方だなぁ・・これからもよろしくお願いします。
・・・・・

さて、今日は燃料電池の今年を占う、です。

燃料電池(FUEL CELL)は、水素と酸素を反応させることで電気を作り、
その時に水しかできない究極のクリーン・エネルギーとして、もう何十年も前から
研究が行われています。

これが出来れば、今のCO2温暖化ガスの発生はゼロで、水素も酸素も無尽蔵に
あるし、全てが解決だぁ・・と誰もが思っていました。

これが出来りゃ、太陽光発電もハイブリッド・カーも、もう過去の遺物だ、みたいな
事まで言ってる人もいましたよね。

昨年来、自動車会社がこぞって燃料電池自動車の試作車を発表して公道でテスト
したり、東京ガスが家庭用燃料電池システムを試験的に一般家庭に納入したりして
いますので、その”時代”はもうすぐそこまで来ていると、誰もが感じたものです。

が、しかし、どーも最近雲行きが怪しい !?

今日はそのあたりを解説しましょう。

1.本気で水素を使うのか?

  皆さんご存知のように、水素と言うと爆発を連想しますわね。
  あのドイツの飛行船ヒンデンブルグ号の事故を連想してしまいますが、
  (あれは実のところ、水素爆発ではないらしい)

  実は、水素は爆発の危険よりも、その扱いが難しい。
  水素は-253℃で液体になります。
  逆に言えば、そこまでしないと液体になりません。

  気体のままじゃ嵩張るし、すぐどっか行っちゃうし、かといってガソリンやLPガス
  のように液体としてタンクに貯蔵するのは、とても難しいわけです。

  今あるガソリンスタンドを、水素スタンドにするのは、実は大変なこと。
  そういう社会資本(インフラ)にお金がかかりすぎます。
  
  というわけで、水素そのものを自動車燃料なり、家庭用ボンベとして貯蔵する
  ことはえらく難しいわけです。
  
  そこが簡単に行かない大きな理由。

2. 「改質」という方法

  じゃあ諦めるのか、というとそうではなく実はガソリンも都市ガスも天然ガスも
  水素と酸素の化合物なので、そこから水素を頂くか・・と考えるわけ。

  技術屋はしつこい(笑)

  例えばメタンを改質して水素を取り出す、とはこういうこと
  そうか、そうすれば出来るじゃない!とお思いでしょ。

  でもね、そうするとCO2出るんです。

  燃料電池は水素と酸素を反応させて、電気と水しかできないと思っていたのに、
  こんなところでCO2 !

  あらららっ、です。

  自動車の場合、一番手っ取り早く改質で水素をっ取り出すなら、ガソリンを
  使えばいいのはおわかりのとおり。
  でもそうすると、CO2出るわけです。
  
  じゃあ何もそこまでして燃料電池にしなくても、トヨタのハイブリッドでいいじゃん、
  十分CO2少ないよ、と言うのが実は今の最も多い意見だったりして・・

  東京ガスが実験的に供給している「家庭用燃料電池システム」は、
  都市ガス使ってます。メタン(CH4)なら、炭素1個に水素4個で効率的!って。
  おいおい、水素分子1個(H2)つくるのに、二酸化炭素(CO2)1個できるのね。

  これってなんだか微妙・・


3. 最終的にどうやって水素作るの?

  扱い方さえ確立すれば、水素を直に使うに越した事はありません。
  さあ、それでは水素をどうやって作るの?

  水を電気分解すればいいじゃない。 ごもっとも。
  でもその電気分解に使う電気を、火力発電所で火を燃やしたんじゃ、
  何やってるかわからなくなります(笑)

  そう、このへんがややこしい。

  で、一番良い方法は「太陽電池」使うんですね。
  ようやく戻ってきた・・
  そう、あのホンダが太陽電池やりだしたのも、実はこの経緯らしいです。

・・・・・・・・
家庭用の電源を考えた場合、遠くの発電所から大きな送電ロスを覚悟で電気を
送るよりも、各家庭で必要な時に必要な量の電気を直接つくるほうが効率的です。

これを「分散電源」と言います。

昼間は屋根につけた太陽電池で発電をし、陽が落ちたらガスを使う燃料電池
システムに点火。燃料電池の反応時に出る熱でお風呂や暖房を賄えば、
かなり効率的なエネルギー供給が可能になります。

おそらく、近い将来はこの構成が標準的になるのではないかと思いますが、
今まで説明した理由で、燃料電池の急速な普及には問題が多すぎます。

やはり燃料電池の本格的な普及には、おそらく10年くらいの時間が必要でしょう。

それ以前には、まずモバイル用などの携帯電源が普及し、自動車用として
小型化技術がもまれている間に、家庭用が給湯と一緒になってガスで普及し、
その間に自動車用がどっちで行くか決まって、徐々に一大産業になっていく・・

と言う感じでしょうか。
考えていたよりも普及に時間はかかりますが、次の時代の大きな産業になることは
間違いないですね。

でも、そうなっても一度設置してしまえば燃料のいらない太陽電池は残っていくと
考えてます。

さあ、次は自動車の今年、いきましょー。


          松下さんの家庭用FC


  
   

 
Dec 09 2004

家庭用燃料電池

2004年12月09日
さて先日、東京ガスがいよいよ1KW家庭用燃料電池を来年から限定200台ですが
市場に出す、と言うニュースがありました。

燃料電池は、このコーナーでも何回か取り上げておりますのでお分かりになる方は
もうわかっていらっしゃると思います。ダメですか?(笑)

要するに、水素と酸素を反応させて、水と電気を作るわけで原理的には
二酸化炭素を出さない夢のエネルギーとして脚光を浴びているわけです。

ところが、実は今回の燃料電池は二酸化炭素を全く出さないわけではないんです。

何故?

酸素は空気中から別に化学反応なしで取れるとして、問題は水素です。
家庭に直接水素を供給するのは、ちょっと怖いわけです。爆発の危険があるから。

それで東京ガスさんは、燃料を都市ガスにしたんです。都市ガスも炭素と水素の
化合物ですから、慣れ親しんだ都市ガスを改質して水素を取り出そうとしたわけで
す。

そしたらその過程で、二酸化炭素が出てしまいました。”通常ガスを燃やして発電
するより二酸化炭素を2割削減できます”・・・・・・・・・あれれっ?

う〜ん、それイマいちトーンダウンするなぁ・・・

発電時に発生する熱も給湯に使うなどして、コージェネ化してるのもいいんですが、
二酸化炭素出ないんじゃなかったの? って言いたいですよね。

・・・・・・・・
東京ガスさんは今までどおりの都市ガスを使って水素作りたいし、ガソリン各社は
ガソリン使ってくれ、って言うでしょうし、ここ10年くらいはあれがいい、これがいい
って綱引きが起こるんでしょうね。

現状での燃料電池の問題点・・・注目して覚えておいてくださいね。

1.都市ガス、ガソリンから改質して水素作ると少なからず二酸化炭素が出る。
2.運転開始までに少々時間がかかる。
3.燃料電池の耐久性として、10年はまだ確保できていない。

う〜ん、普及までにはやはりまだ10年はかかるでしょうねぇ・・・ちょっと残念。

そう考えると太陽電池は確立された技術になりました・・・切腹しなくていい?



             荏原バラード社のPEFC






 
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