株式会社ディ・ディ・エス

DDS Engineering Company

Jun 08 2017

テスラとトヨタ

作者 trybeer   
2017年06月08日

 先日、トヨタがテスラの保有株式を全数売却した、との報道があった。

 
テスラがまだ出来たばかりだった時に、トヨタが45億円ほどの株式を
購入して援助のような、先行投資のようなことをしていたのは知っていたが、
まだ持っていたとは知らなかった。
さもありなん、というか、よく今まで持ってたな、とも思う。
 
トヨタが出資したのは2010年。7年前で今のように電気自動車が走り回る
前夜のことであった。
おそらくトヨタの章男社長は、次代の主役となるであろう電気自動車の
キーとなり得る会社を握っていたかったのだろうし、ひょっとしたら
飲み込んでしまおうという腹だったんだろうと思う。
 
ところが、
テスラはトヨタの意向や、やり方を無視してどんどん資金調達して、
どんどん新しい電気自動車を開発して世の中に出していった。
気がつくと、テスラの時価総額は、GMを凌ごうかという勢いになった。
登り竜がトヨタの声など聞くわけがない。
 
ご存じのように、トヨタの製品群は手堅い。
手堅いどころか、堅すぎて退屈でつまらないに近い。
新技術は石橋を叩いて叩いて、モデル末期の不具合も出尽くしたモデルに
そっと投入して様子を見る。
ちょっと前までは、昔からのユーザーで何かあっても文句を言わないクラウン
に新技術を投入して、様子を見ながらニューモデルに本格的に採用するみたいな
やり方である。
初代プリウスを除けばいつもそうであったし、今でもその傾向はある。
 
 
片や、業界風雲児テスラである。
とにかく彼らは自動車なんてスマホと同じだという感覚である。
不具合は、夜中にインストールしてアップデートすれば終わりで、
簡単なもんだ、と思っている(んだ、と思う)。
従来の自動車業界は、アタマが硬くて、やることが遅くて、ムダなコストを
かけてる、と思っている。
 
こんな両社が、同じ舟に乗れるわけがない(笑)
 
私は元々自動車業界にいた人間なので、テスラが考えるほど簡単にはいかない、
と実は思っている。イーロン・マスクほど楽観的にはなれない。
 
自動車を走らせると、考えられない状況に遭遇する(本当に!)
自動車会社は、普通はあり得ないというくらいの想定をしてテストを重ねる。
そして何年かテストを重ねて、自信がついたらようやく市販化する。
会社によって、そのあり得ない想定レベルが若干違うし、自信の持ち方も
若干の差があり、それが各社の小さな個性である。
 
 
特に自動運転技術などでは、既存の自動車会社はテスラくらいのことは
既に出来るだろうが、彼らが思う”考えられない状況”をすべてに渡っては
テスト出来てはいないだろう。
おそろしくて簡単に市販化できず、他社はどうするかを見て探っている段階
なのだろうと思う。
 
・・
 
大きな技術革新には、おそらくイーロン・マスクのような桁外れの行動力が
必要だと思う。しかし、ひょっとすると彼はその恐ろしさを知らない
だけかもしれない。
 
恐ろしさを知っていたら出来ないことを、何も知らない”うつけ者”だから
やってしまうというのもあるやもしれん。
 
 
トヨタと言えば、日本史上、うつけ者元祖の織田信長の地元である。
現代の世界のうつけ者イーロン・マスクとどう勝負するのか、実に興味深いではないか。
 
まあそんなんじゃくて、今回のテスラ株売却で1000億円近い利ザヤを稼いだ
トヨタは、やはり、さすがという見方が正しいのもしれないが。。
 
 
 
Apr 03 2012

iphoneのSiriをからかう

作者 trybeer   
2012年04月03日

最近ちょっと面白いと思うのが、iphoneのSiri(シリ)である。
携帯電話に女性コンシェルジュがついてきたといったところだが、
果たしてどんな感じか、試してみました。


いま何時?
→ 現在の時刻は16時39分です。
(この辺は定番ですからね)


ありがとう!
→なんでもお望みどおりにいたします。
(おいおいアキバ系か、でも答えられた時は何だか自慢気!?)
(自分の仕事をしているだけですよ、というのもある。謙遜もする)


今日は何月何日ですか?
→”今日は何月何日かをWEBで検索してはいかかでしょう?
(ばかもん)

今日は何日かって聞いてんだよ!
→”今日は何日かって聞いてんだよ”をWEBで検索しますか?
(今度から、相手を怒らしたら「WEBで検索しますか?」と言ってみるか)


今日の天気はどう?
→今日はかなりの確率で雨が降りそうです。
(場所を言えばそこの天気も調べてくれますね)

本当に?
→本当です。
(自信アリげだ)


◯×さんに電話かけて
→◯×さんにかけています。
(おいおい本当にかけるのか)


△×さんにショートメールを送る。
→件名はどうしますか?
(ちゃんと認識して画面に入ってる!)
→本文はどうしますか?
(少し難しい言葉はSiriには理解不能らしい)
→送信しますか?
いや、やめとく。
→はい、送信しません。
(自信がないのか、わりと素直だ)


今日の日経平均株価はいくらだった?
→昨日の998407.0-日経平均の株価は少しだけ下落しました。
(この質問は、需要が多いのね:笑)


この辺にガソリンスタンドない?
→すみません、trybeer、お店や会社、地図、渋滞情報を検索できるのは
米国内でアメリカ英語を使っている時だけです。
(さては日本版は焦って出したな?)


今、充電は何%?
→私には、”充電が何%か”理解できません。
WEBで検索しますか?
(そんな難しいこと聞いてないぞ。WEBで検索してもわからんだろ)


このiphoneのOSは最新?
→答えがわかりませんでした。
WEBで検索しますか?
(そんなことないだろ、わかってるくせに)


Siriは女性ですか?
→私には、性別は割り当てられていません。
(うまいこと逃げます)


貴方は何?
→私はSiriです。でも、自分の話はあまりしたくないんですよ、trybeer。
(秘書ってこういう感じなんだろうね)


・・・・


しつこいオッサンの質問は、webで検索するようにしつけられております。

この技術は、
1.日本語の音声認識、2.答えの日本語を合成する技術 が基本なんろうけど、

3.実は一番大事なのは答える内容。


これに気が効いていないと全くつまらんものになる。

で、今の日本の技術は1.2.あたりばっかり一生懸命になるけど、
3.を考えられないことになっているんじゃなかろうか。


おんなじようなドコモの「しゃべってコンシェル」ってのも出たみたいですけど、
いくら1.と2.が優秀で、3.が賢くても、

ちと悲しいね。

 

 

 
Oct 08 2010

ノーベル賞

作者 NS   
2010年10月08日

昨日、日本の二人の化学者=鈴木章教授、根岸英一教授、にノーベル化学賞の受賞
決定したニュースがありました。


最近は何でも近隣諸国に追い上げられて(追い抜かれて?)国民総自信喪失時代
とも言える何でも失なっている時代にあって、何ともうれしいニュースであります。


この時期になると、日本のやや年配の先生方にノーベル賞受賞のお知らせがあり、
テレビ局がこぞってインタビューするわけですが、どの方も英語訛りのちょっと
ヘンな日本語を話されることと、毎回キャスターと話が噛み合わないのが面白い。

もう可笑しいくらい噛み合わない。


・・・・・以下、某報道番組。


古「先程、私どもの説明がまずかったことがあるようで・・、左が間違いで右が
  正しい図です・・こっちの方が簡略化したものとして正しいのでしょうか先生?」


鈴「は、両方とも正しくありません。・・さっきテレビ局の方に正確な絵を書いて
  渡したんですけど・・


古「えっそうなんですか・・簡単に言うと・・」


鈴「そういう二つの化合物作ると、それでノーベル賞が貰えます


古「あ、あ、そうなんですか!」


鈴「あ~ん・・」


<< 中略 >>


古「そしてあのお、時間が無くなったんですが・・こちらカメラ寄って頂けますかあ?」


鈴「ああ、それで正しいです。」


古「それで、真ん中がパラジウムと考えていいですか?」 ←(NS注 バカモノ!)


鈴「ああん?


古「ギリギリ許されますか?」 ←(NS注 バカモノ×2)


鈴「あん・・まあ結果はそういうふうになるということです


古「アハハ・・」

 


もうヘタなバラエティなど遠く及ばないくらい可笑しい。


学問はどんどん複雑で細かいところに進んでいっていますから、何の研究?
と言われても一言で説明なんか出来るわけがない。理系人間は、大体合ってるじゃ
成功するわけないんだから、あくまで話は細かく、正確を求めるようになります。


ところがマスコミは、なんたってマス・コミニュケーションというくらいですから
不特定多数の大衆(マス)に大量の情報を伝達する社会的伝達手段よろしく
何でも、時間がないからひとことで、だいたいわかればオッケー。
 

 

”要するに” と ”簡単に” だけではノーベル賞は取れないということです。

 

 


 

 
Feb 11 2010

プリウスのブレーキ

作者 NS   
2010年02月11日

「プリウスってブレーキが効かないんですかあ?」と色々な方に聞かれました。


私のは何の問題もありませんが、世界中で大変な騒ぎになってしまいましたね。
トヨタも「ブレーキが効かないわけじゃないのですが・・」と言ってしまって、
「安全を軽視するのか!」と非難されてのこの顛末、今日はちょっと違う視点でウンチク。
(またか、ですが:笑)


そもそも、


ABS(アンチロック・ブレーキ)の登場で、人類はコンピュータに命を預ける決意をした
(させられた)のだと私は思っております。


何故かというと、その昔は(と言っても20年くらい前まで?)アクセル・ペダルとか、
ブレーキといった命に関わるところは、機械的に直接動かすことになっておったのです。



アクセルは、ご存知ワイヤー・ケーブルでエンジンのスロットル・バルブを動かしていたし、
ブレーキは足でレバーを踏むと、それが直接油圧シリンダーを押して、ホースを介して
その油圧で四輪についたブレーキパッドを締め付けていたわけで、アクセルもブレーキも
踏んだら踏んだ時に、踏んだ分だけ動いていただけ、だったのです。



何でかって、機械的にしか出来なかったということもありますが、
「そんな大事なところを電気に任せられん!」という考え方だったのだと思います。
電気というのは接触不良などよくあることと捉えられていたので、大事な箇所はなるべく
電気を介さずに、機械的に直接動くようにしとかなきゃいかん、と。

 


しかししかし、世紀の大発明=ABSの登場は、その感覚を大きく変えてしまったのでした。
ABSというのは、スリップしやすい路面でブレーキをガーンと踏んだ時に、
自動的にポンピング・ブレーキを効かせて、制動距離も短縮し、ブレーキ中のハンドル操作
までも可能にしてクルマの安全性に革命を起こしました。

 


タイヤには回転センサーが付いていて、ドライバーがブレーキを踏んだ時に、なんと
コンピュータがタイヤがロックさせないように自動的にブレーキを緩めたりまた締めたりを
超高速で自動的にやってくれます。
雪道なんかでブレーキを踏むと、ブレーキペダルにガガガッと予期せぬ反動が来て、
自分の意思とは違うところで誰かが何かを制御してる!というふうに感じると思いますが、

 


要するに自分では踏み抜けるほどブレーキを踏んでいても、コンピュータが勝手に
その油圧を断続しているのです、その方が早く止まれますから、って(笑)。
 

 

アクセルもそうです。今やアクセルはワイヤー・ケーブルなんかでエンジンにつながって
いません。アクセルペダル根元には、どれだけアクセルを踏んだかを電気信号に変換する
部品がついていて、ご主人様の”意思”をコンピュータに伝えているだけなのです。


・・・

つまり、


ABSを採用した時から実は、アクセルもブレーキ操作も、ドライバーが直接動かして
いるわけではなく、細かい動きはコンピュータに任せることを許してしまったのですね。
コンピュータは、ご主人様が気づかないところで、良かれと思われる範囲で結構勝手な
仕事をしているのです。


どっかの秘書さんもそうだと言うんでしょうか・・ああ余計なことだ。


ある車は、エンジンの空吹かしをしようとしてもある回転数以上にはエンジンは
回らないようになっていたりしますし、高速でスピンしそうになるとスロットルや
ブレーキをコンピュータが勝手に少し操作して、スピンしないようにコントロールして
いたりしてます。私などはこういうのはちょっと違和感ありありで、
なんなら運転も自動でしてくれよ、ってスネたくもなったりしますが・・


こうなってくると技術的にはどれだけアクセルを踏んでも制限速度しか出ないクルマも
作れるし、追突しそうになると勝手にブレーキを踏んでくれるクルマも作れる。
しかしそこには運転手の意思に背く”違和感”が出てくるので、機械はどこまで
出しゃばってよいのか?という議論になってくるんだと思います。


きっと今回の騒動では、トヨタの技術屋さんはそういった”違和感”の問題だと思って
いたのだと思います。
これからの時代の機械は、このご主人様の意思に対する”違和感”までもがリコール対象に
なるのか、という難しい問題を突きつけられた一件で、


自動化を扱う技術屋は、哲学をも問われる時代になってきたということでしょうか。
(相変わらず大袈裟でした)



 

 

 

 

 

 

 
Sep 27 2009

省燃費タイヤ

作者 NS   
2009年09月27日

私のプリウスは仕事に使うので4年半に8万km超も走り、2セット目のタイヤも
相当減ってきて、元々あんまり出来のよくない乗り心地が、ますますドタバタ。


さりとて新型プリウスに乗り換える財政的な余裕もないし、だいたい換えようと思っても、
あのバックオーダーを抱えて納車は来年の夏です、な~んて答えをされるらしいので、
とりあえず、う~んタイヤだけでいいかっ。


銘柄は特にこれというこだわりはないのですが、某大手メーカーのカタログを見ていて、
「転がり抵抗低減で燃費が4.2%向上」という謳い文句にグッと来ました。

 

”低燃費グッズ”は世の中に星の数ほどあるけれど、これで燃費を3割削減!みたいな
景気の良い宣伝文句を見た途端に、そんなわけがあるか、と信用できなくなって、
にわかに買う気が失せるのがいつものパターンでしたが、


4.2%という数字がいかにも信用できそうな良い頃合いじゃありませんか。

 

店員さんに空気の入ってない現物を説明してくれましたが、サイドウォールが異様に
柔らかい。固い方が転がりやすいような気がしたのに、なんかよくわからんまま、
これください、と口にしていました(催眠術かっ)

 

交換用の機械も最新のようで、ほんの30分ほどでに交換作業が完了。


       見た目、きわめて普通。

 

お礼の挨拶もそこそこに、そろっと走りだすと何だかクルマが軽いような気がする。
走り出しとアクセルオフでの惰行の時に前よりもスピードが落ちないような、
単に気がするだけなんですけど、確かに気がする。


と思いながらしばらく走ってプリウス得意の時系列燃費計を見ると、やはり前より
データ的にも良いみたいだなあ。以前は同じコースでせいぜい22km/L程度だった
はずが、今は24km/L程度と表示。



    なんか燃費良いような・・



と、この辺で思い出しました。


以前のタイヤでは、規定通りの240kPaくらいに空気圧を入れると、あまりに乗心地
が悪くて、私が勝手に210kPaくらいに落としていたのでした。
さっきもらったセッティングデータの記載は、規定通りの240kPa。


はあ~ん、そういうことかとようやく気がつくカンの悪さ


タイヤは空気圧を高めればよく転がるので燃費は確実に良くなります。
ソーラーカーなんて燃費のために爆発寸前まで空気を入れてて、レース中に時々、
パァーーン!と本当に大爆発してます。
でも普通の車のタイヤで空気圧を高め過ぎると、乗心地的にはポンポン跳ねて
胃下垂を助長することになります。

 

だから、このタイヤはサイドウォールが非常に柔らかだったんだ。
燃費の良いタイヤを作ろうと思ったら、乗り心地を良くするわけだ。
乗り心地を良くしておいて、高い空気圧でも使えるようにするわけだ。


な~るほど。


まあこんな単純な話だけではなくて色々改良点はあるらしいですが、
物事ってのは、正面だけでなくてあっちこっちの角度から見ることが大切だと
久々技術屋的に感心したのでした。(一人で納得して頷いております←加齢の特徴)

 

 

 

 
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