先日、太陽電池関係の会合があり、 その中で某大手メーカーから、家庭内の「電力の見える化」のために、家中のコンセント に使用電力測定用のコンセントを取付けて、大元の機器と通信を行い、 家庭のWi-Fiを経由して付属のタブレット型PCで家中の電力使用が把握出来るようにする 商品の紹介がありました。 これ自体はなかなか素晴らしいモノで、今夏の電力料金の昼間の大幅値上げに対して 非常に有効で、更にこのメーカーの太陽光発電システムの発電量も見えるように なるというスグレモノ、おまけに国の補助金10万円まで付いてくるという企画であります。 ご担当者の方曰く、 「この商品には補助金が付きますし、我が社のタブレット型PCも付いておりまして、 Androidアプリで見えるようになりますので、このシステムを購入されれば我が社の このタブレットをご自由にお使い頂けることになります。 また、更に我が社の太陽光発電システムのモニターから太陽電池の出力もモニター できますので、まさにご家庭のエネルギー管理は我が社にお任せ頂きたい。」 ・・ う~ん、製品は実に結構。 でもこの”我が社の囲い込み作戦”には大きな抵抗あり(笑) かつて日本の携帯電話は、この”小さな市場”にこだわって次第に世界の潮流に 置いていかれ、”ガラパゴス携帯(ガラケー)”と言われて取り残されてしまいましたが、 これ、同じ道じゃあないですか? ”我が社”のタブレットなんか付属させずに、Android とiphone用のアプリを出して、 どこの太陽光発電でも出力が見られるようにすれば(そんな難しくないはず) 実に有益で、他社のユーザーからも喜ばれるようになるはずだ、と思うのに、 どうしてこう、小さく囲い込むんでしょうかね(怒られるかな)
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