需要を上回る太陽光の電力!?

思えばこのブログ、創刊号は2004年1月でした。
以来2012年の5月頃まで、間断なく8年間も書き続けており(!)
たぶんヒマだったんだろうと思いますが、よく書いてきたものです。

2012年からメガソーラーの嵐に巻き込まれて、途中行方不明に近い状態ではありましたが、
今年に入って復活の更新を果たしました。

が、調子が出ません(笑)つかみもなければ、オチもない。

人間継続するということは大事なことです。しばらくダメでしょうが、
ご容赦ください。
 

・・・・・
 

さて、
前回は、さすがの電力会社もあまりの申請の数に、受付ストップ宣言!
ということでしたが、要するに年度末にドバっと申請された発電量を合計したら、
九州電力管内で、1260万kWにもなってしまい、

九州電力の春秋くらいの最大需要電力:800万kWを超えてしまう、という理由からです。

火力発電所や原子力発電所は、100万kW容量と言えば100万kW出るし、
原発は出力調整はチョコチョコできませんが、火力は燃やす重油の量を変えれば、
比較的簡単に出力調整が出来ます。

それに比べて太陽光発電所は、最大1000kWと言っても1000kWは出ないし、
出ても一瞬、曇れば急激に落ち、また陽が差せばドバっと発電する。
思いつくまま気の向くまま、あとはお天道様に聞いてくれ、という発電所ですから、
その合計が最大需要発電量を超えてしまうと言ったって、
アテにはできないのですね。
アテに出来ないどころか、陽が差して100%出てしまったら
電力のコントロール不能であります。

そりゃそうだ。

まあ、申請だけと言っても、そこまで太陽光発電が積みあがっただけでも驚きですが、
そんな気まぐれな発電所に、身を任せるわけにはいかんわけで、

だからストップかけられたわけです。
 

(またまたつづく)

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