ニッポンのものづくり(3)

前回、前置きだけで終わってしまったので今回は前置きなしでw

・・

高度経済成長期以降、ニッポンのものづくりを成長させた合言葉に
「良いモノを安く」というものがあります。

これは戦後の日本経済の基本のような金言で、
モノは同じ品質なら安い方が当然売れて、また同じ値段なら必ず良いモノが売れる、
という当然一緒にはならないはずのリクツを、
無理なことをがんばって達成するんだ!という日本人の精神にピッタリはまった
流行語大賞ということですね。

しかし、最近の日本のモノづくりをみていると、「品質が良いのは
当たり前で、その上で安く安く」に変節しているんじゃないか、と
いう気がしています。

とにかくコストダウン・ファーストw

でもそう考えていくと、人件費の安い国に勝てないのがわかってきて、
何をしてよいかわからない状態に陥って、
働けど働けど、日本人の暮らしラクにならず的な。

そろそろ考え直す時期だと思っています。
私が言いたいのは、

「良いモノは高く売れ」

つづく

 

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