太陽光発電シンポジウム

先週、6月18日〜20日まで東京有楽町にて、太陽光発電協会主催
の「太陽光発電シンポジウム」が開催されましたので行ってきました。

色々な講演を聞かせて頂きましたが、1973年のオイルショックを受けて
1974年に「サンシャイン計画」が策定されてから今年でちょうど30年。
精力的な開発競争を経て、1999年以降日本は太陽電池の生産量
世界一を続けています。

そして、今日の新聞にも載っておりましたように、経済産業省は太陽光や
風力発電と言った新エネルギー産業を、2030年までに基幹産業の一角を
占める三兆円ビジネスに育てる目標を掲げた「新エネルギー産業ビジョン」を
策定してることを明らかにしました。

地球環境への影響が少ないクリーンな新エネルギーの低コスト化を図って
普及を促し、国内での二酸化炭素などの温室効果ガスの排出の抑制を
目指すと共に、日本の新エネルギー産業の国際競争力を一層高め、
エネルギー・環境問題が深刻化する中国をはじめ、世界市場をリードする
狙いもある、とのことです。


何しろ会場の熱気は大変なもので、やはりこれから大きく飛躍して行こう
という志の元に集まった関係者のエネルギーたるや、凄まじいものだと感心
した次第です。一口に太陽電池と言いましても、多結晶、単結晶、薄膜
シリコン系、はたまたCIS、色素増感・・と一つの方式に偏るわけでなく
それぞれの方式が開発に凌ぎを削っているさまに、世界を舞台にする日本
の心意気を感じて”誇らしさ”さえ感じた会合でした。

ゴルフ全米オープンの丸山茂樹選手やF1佐藤琢磨選手の活躍にも
元気づけられますが、どっこい「日本の太陽電池」も世界一の座を日々
争っているわけでありまして、お父さん達の姿もカッコよかったはず、で
ありました。

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