北京オリンピック

やっぱり釘付けです、北京オリンピック。

何度見ても、日本人は柔道には向いているけど、サッカーには向いていないような気がしてます。
これは私が太陽光日記開始以来、何度も申し上げている説でありますが、柔道とサッカーを見ていて
はっきりわかりました。

日本人には、”過程の美学”が大事なんです。

高尚な日本人には、何でもただ勝てばいいという価値観はないのであります。
柔道は、良く考えれば本来は、護身術とか格闘技として始まったものでしょうから、普通はとにかく
勝てればいいはずなのですが、「柔道」はちょっと違う。

礼に始まり礼に終わる、相手を投げ飛ばすにも”決まり技”があって、キレイにその規則に従わないと、
いくら相手を倒してもダメ。
やるかやられるかの世界ではない。もっと崇高な”人の道”なんじゃあ~りませんか。

相手を倒すのではなくて、いかにキレイに決まり技を決めるか、すなわち”過程の美学”なので
ありますよ。

それに対して、サッカーはとにかくボールをゴールに入れなきゃいけない。
どんな格好をしても、どんな蹴り方をしていい。とにかくゴールを奪えという、結果の勝負であります。

日本人は、ゴールを奪うための”決まり技”を日々練習していますが、サッカーに決まり技は価値が
ないのですね、どんなキレイな決まり技に持ち込んでも、ゴールできなきゃ意味なしです。

日本人にとってのスポーツは、世界の人々の思うスポーツとは違うところにあったんですねえ。
あくまで何をやっても”○×道”なのです。

だから、過程に点数をつける体操とかシンクロとかそういうのは強いですが、ただ速く走るとか、
ただボールをゴールに入れるなんていう競技はダメなんです。
サッカー見てても、キレイなカタチに持っていくことで仕事が終わってます。でしょ。

 

ようしわかった。

サッカーは、センタリングのカタチに点数をつけてキレイなセンタリングが上がれば0.3点、
ヘディングでシュートすれば0.4点、ドリブルで一人抜けば技ありにしましょう。

バレーボールも、Aクイックやったら0.5点、バックアタックで0.6点上げちゃおう。
一人時間差で決まったら一本、試合そこで終わり(ハハ)

400mハードルも、ハードリングの美しさに点数つけてタイムとの合計にして、
走り高飛びは、高さ+飛形点で行こう!

これで日本も金メダルラッシュ間違いなしだ。

・・・

う~ん、でもこんなルール改正させる方が、今のまま勝つより難しいか、やっぱ!?

 

 

 

 

2 Comments

  1. NS

    T5さんあたりにさ、日本人は過程の美学も好きだけど、家庭の医学も好きよね、とかツッこんで欲しかったのにな、ハナシ終わってもうたがな。

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