WBC

ここしばらくWBCに釘付けになっており、更新を後回しにしてしまいました。

日本中が沸きに沸き、これで経済効果も一説によれば500億円超だそうで(!)
あ~スッキリしたあ、ホント。

WBCを見ていてつくづく思ったのは、日本の高校野球はスゴイということです。
だって、WBCの戦い方はまるで甲子園を見ているようで、それでいて選手は
高校生の時より格段にうまくなっていますから、戦い方が板についてるの何のって、
強いワケですよ。

WBCに日本が強いのは、高校野球があるからです。

甲子園のないアメリカや南米の選手は、とにかく大きいの打つのが大好きで、
パコーンって打つのが野球だろ、みたいなノリでそれはそれで楽しいですが、
バッティングは水モノですから、ヒットの出る確率はどうがんばっても4割以下。

せっかく無死で一塁ランナーが出ても、次にヒットを含めて進塁出来る可能性は、
せいぜい5割くらいでしょうかねー、おまけにゲッツーの可能性も大いにある。
でもバントで送れば、たぶん8割方はランナーを進められるわけです。

それでまた、無死か一死三塁なら、ヒットでランナーを本塁に迎え入れる確率は、
これまた4割行きませんが、ここで外野犠牲フライならまあ5割、スクイズなら
8割の確率で得点できる。さすがにWBCではスクイズは見ませんでしたけどね・・

このように、こんなとこでバントしてちょっと格好悪いかなあと思いながらも、
確率の少ないラッキーに期待せず、地道に確実に結果を残していく戦法こそが、
日々の“仕事”とおんなじだあと、オヤジたちは大好きなわけです、野球。

 

ビジネスでは、幸運の電話を待っているだけでは売上は上がらないわけで、
仕事である以上は、意思を持ってこちらから何かをやらなくてはいけない。
それが、ビジネスでは地道な営業回りであり、野球でいえば送りバントでして、
ドサクサに紛れてゴールを奪うサッカーにはオヤジは何だか納得できないのですよ(笑)
(野球に仕事を感じ、ゴルフに人生をダブらせるようになればオヤジ道合格です)

というわけで、高校野球がある限り、日本はこの方式のWBCには強いはずで、
中々勝てないアメリカが「や~めたっ」とか「ルール変更おっ」、とか
言い出さない限りは、顕微鏡野球とか何とか言われても、日本にはチャンスがありますな、
何とでも言えウッシッシ(でも、送りバント禁止とか言い出されたら困るな・・)

 

・・・

と、勝利の余韻に永らく浸りたい私ですが、
心配といえば、WBC戦士たちはシーズン始まる前に燃え尽きちゃったりせんのかと、
明日のサッカー・バーレーン戦はまた現実を目の当たり、ってことかなぁ・・ウグッ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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