太陽電池王国?
日本人の作る工業製品はやはり優秀です。 品質的なバラツキが少なく、故障
せず、効率などの性能が良い。
テレビ、ステレオ、工作機械、自動車が有名で、made in Japanは高品質の証。
実のところ、太陽電池もこの「優秀な日本の工業製品」の仲間入りのようです。
世界で太陽電池を生産している国は、日本、ドイツ、アメリカあたりですが生産量
としては日本が既に約50%近いのシェアで1位になっています。
しかししかし、昨年あたりから日本国内にパネルがない、と言う異常事態がよく
見受けられるようになってきています。日本の太陽電池工場はどこも連日、
フル稼働のはずなのに・・・・
何故?
実は、日本のメーカー全部がこぞってヨーロッパに輸出してます。特にドイツへ。
ドイツでは売電単価を購入単価の3倍に設定するなど、徹底的にユーザーメリットを
出して普及を促進させる国の政策が功を奏して、まさに加速度的な普及を見せて
います。
http://emf.nikkeibp.co.jp/emf/ecograph/2003_07/eco3_1.html
非常に人気があるので、太陽電池の値崩れも起こらず出荷価格が高くても売れる
・・じゃあ日本で売るより輸出するか、と言うからくりです。
世界一の効率の太陽電池を開発し、世界一品質を作れる国の、国の政策だけが
世界一じゃないような・・生意気ですが、そんな気もして。
日本の〜お役人さまに言わせれば、ドイツならぁそういう施策もできるけど、
日本じゃ到底無理無理無理って、言うじゃな〜い・・・
世界一の太陽電池王国に太陽電池が無い斬り〜、残念! ・・・ソーラー侍。
ドイツ外務省HPより