対米自動車輸出

1月も6日まで来ると正月気分も抜けて来なきゃいけないんですが、酒は正月並みに
飲んでるわ、お餅は相変わらず毎日食べてるわ、みかんも毎日10個は食べてます
かね・・・そういやぁ手が黄色い。

省エネコラム書いてますけど、あんたが一番無駄にエネルギー摂ってますから〜っと
斬られそうであります。

さて、今日のニュースに「米国での日本車シェア30%超え」と言うのがありました。
反対にアメリカ・ビッグスリーは60%を割り込んでいます。
日本車は優秀なんでしょうが、外国車に30%以上のシェアを許すアメリカと言う国
の懐の深さ(?)には感心しますね。

普通ならあり得ない。

アメリカでは年間1390万台の新車販売(日本では600万台弱)があり、そのうち
30%と言ったら417万台ですから、輸出していない軽を除いた日本での販売台数
と同等以上であります。

自動車産業は今の日本の基幹産業です。その基幹産業の利益のほとんどが
アメリカで稼ぎ出されており、それに対して普通なら自国産業保護のために
高率の関税を課すのが当たり前なのに、それを許すアメリカ。

そりゃあ、小泉総理がなんでもあの国の言いなりだ、なんて言いますが、この経済
の実態を知っていれば、簡単にNOとも言えないのも理解は出来ますわね。
今の小泉総理が全面的に良いとは言えないけど、こういう事情の中で冷静に見てる
評論家もいませんな。


・・・・・
今日ここで言いたかったのは、二つあります。

一つはいつまでもアメリカ向けの自動車だけに頼っていては国が危ない。と言う事。
新しいエネルギー産業を活性化させて、次代の日本の主力産業に育てていくべき
だと言うこと。

もう一つは、日本の社会構造的に省エネを進めてエネルギー効率を極限まで
高めておいて原油高などの外乱に対し少しでも強い状態に持っていくことが大事。

と言うことです。

アメリカ一国に売る自動車だけで国の状態が左右され、原油相場で全産業の
収益状態が激変してしまう現状を一刻も早く脱却しなければなりません。

輸出をするなら相手が輸入規制もできないくらいの技術力の差のあるもので、
環境問題など文句を言われないものを輸出すべきです。

いやぁ〜今年の私は高尚です(苦笑)

そういう志だけは持って1年を過ごそうと、大きく出てみました太陽光日記、
今年もよろしくお願い申し上げます。


         日本車ばっかし!



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