ドイツの総選挙

なんだか急に冷え込んじゃって・・・ああ鼻水が・・・

大リーグの松井も、F1の佐藤琢磨も、一気に評価が冷え込んじゃってああ残念。
また来年も期待したいんだけど、二人とも来年契約できるんでしょーか・・心配。

さて、日本の太陽光発電の動向に、エラく影響を及ぼしてるドイツの太陽光発電
ですが、今回の総選挙で情勢がどう変わるのか、注目ですね。

多分、太陽電池メーカーさんもこれ気になるでしょうね。

少し解説。

ドイツの今までの与党は、社会民主党、党首はシュレーダー首相。
この社会民主党政権で、新エネルギー関係が相当優遇され、太陽光発電に
至っては、売電価格を購入価格の3倍にするなどの積極姿勢が功を奏し、
単年度では世界一の日本を抜き去った。

日本製太陽電池がドイツで爆発的に売れ、日本国内の品不足を引き起こして
いることはこのコーナーで何回も紹介したとおり。

ところが、このシュレーダー首相の社会民主党は人気がどんどん落ちて、
夏前には野党第1党のキリスト教民主同盟に支持率で大きく負け越し、
ついに総選挙、政権交代かと思われました。

が、選挙をやってみるとそこは政権政党の強みで、結果は大激戦。
最初は惨敗かと思われた与党社会民主党は、キリスト教民主同盟に
4票差まで肉薄する結果となり、結局どちらも単独過半数を取れない状況に
なったわけです。

ああ、単独政権が取れないと、両者はあの手この手で少数政党の連立目的
囲い込みに入りましたが、どこもかしこも調整取れず・・

それでどうなったかと言いますと、これがなんとまあ驚きの、
1位のこれまで野党のキリスト教民主同盟と、2位の従来の与党社会民主党の
大連立!

そんなんありか・・という声もなんのその。

社会民主党は、首相こそキリスト教民主同盟の女性党首メルケルさんに
譲ったものの、しっかり大臣ポストは14個のうち8個を確保し、名より実を
取った格好。

こうなってくると民主主義もへったくれもないな、とヘンなのは日本だけじゃない
じゃん、とヘンな安心をしたりして(苦笑)

・・・・

この連立政権が、太陽電池への政策をどうしていくのか、が非常に重要な
関心事なわけです、私にとっては。

新政権が従来の政策を続ければ、ドイツの太陽電池需要はますます大きく、
日本の太陽電池メーカーはますます輸出割合を上げ、利益を上げて
価格競争の厳しい日本国内には、代理店に対して「先行予約を入れないと
パネル供給できないよ・・」 とうそぶく状況は来年も続くのかと・・

これはたまらんです。 本当に苦労してますから・・パネルの仕入れ。

メルケルさんが太陽電池好きだと、私が風邪引く・・
私が風邪引くようなら、太陽電池メーカー利益増大!

みなさん、情勢みて太陽電池メーカーの株で勝負できますよ。

ああ、私は風邪引きそう。

        asahi.comから引用

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