危機管理能力のない私・・

世の中には、危機管理が得意な方(転ばぬ先の杖を持っている人)と、そうでない人が
おりまして、私は結構得意かと思っておりましたら、トンデモない間違いだったことに
ようやく気がつきました(凹)

たぶん、今日亡くなったマイケルもどちらかというと杖を持たずに生きた人で、
(だってムーン・ウォークができるんだから杖はいらん)彼が私とほぼ同い年というのは、
まったく・・アーメン。

前置きはこの辺にして、先日の朝、携帯に転送されたメールを見ようと手にしたら、

ん? 画面が暗いまま・・

私の携帯は、太陽電池でもおなじみのS社のスライド式で、デザインはともかく、
まあ使いやすいので何の不安も感じておりませんでしたのに、突然画面が真っ暗。

 

ただ電源を再起動したらまた何事もなかったかのように表示するので、何だ直った、
と思ってタカをくくっていたら、省電力モードになってさあて・・と思ったら
さっきと同じく真っ暗なまま。

ああ、これ液晶がある上スライド部の接触不良か・・と思ったのが運のツキ。

ここで、転ばぬ先の杖を持ってこなきゃいけなかったのですよ、賢人ならば。
この辺で気がつく人こそ危機管理意識のある人でした。

なまじ”接触不良”なんていう単語をよく知っている、
などという驕った気持ちがいけなかった。
マジ壊れた、とだけ言って携帯電話メーカの看板上げたショップに芸なく、謙虚に
駆け込むべきだった。
 

だって、この段階では電源再起動すれば復帰もしたし、電話としても使えたし、
何年にも渡って貯め込んだアドレスデータも確保できていた。

しかし、しかし、危機管理能力のない私は電池部分のピンを一生懸命磨き始めた
のでした。まずは電源の接触不良だけは解決してから次の段階だよな・・・と
思って磨いたその時、

グニャリ。

電池に接触するピンが、コネクタごと曲がってしまいました。
そして伸び縮みするそのピンが押した状態のまま戻ってこな~い。

晴天の霹靂、万事休す、驕れるものは久しからず。

これっきり、電源入らず。
虎穴に入らずんば虎児を得ず、改め、電源入らずんばアドレス帳を得ず。

アドレス帳をどこにもバックアップを取っていなかった私は、
もう誰にも電話をかけられない情けない男になってしまったのです。

そして、ようやく仮の電話機を手にいれて、何とか電話をかけられるようには
なったものの、かけて下さる電話は電話番号しか表示されずどなた様からか
わからないまま、恐る恐る電話に出てみてから、

・・ああ~○×さん、お久しぶりです! な~んて大げさでワザとらしい
男になってしまったのです。

 

つづく(私のお友達のみなさん、助けると思ってメールで番号教えてください)

 

 

 

 

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