太陽電池の正しい買い方2

• June 15, 2005
• 永原
• カテゴリー: 太陽電池の正しい買い方
• コメント(1)

私も夏はネクタイしないで会社行きたいなぁ・・と思ってるんですが、官房長官に
クール・ビズって言われた途端にやりたくなくなりますね。

「ああ、あなたもクール・ビズですかぁ」なんて言われたらかなわんです(笑)

リチャード・ギアとどこが違うんだろ?　ん、根本的にね。はい。

・・・・・・・

さて、今日のテーマは、これです。

×　間違いやすい販売店選び(著作権意識しました)

1.　発電効果を過大に言う販売店は要注意
　　
　　3kwあたりで、太陽光発電単独の場合、年間発電効果を10万円以上と言う
　　販売店は言い過ぎです。

　　電化上手契約で、標準的には8万円から9万円、メーカーによっては10万円
　　と言うのもありますけど、10万円以上は営業トークが過ぎるっていうもんです。

　　「すぐ元がとれて儲かる商品」ではなく、「元がとれるまでには結構かかるけど、
　　貴方の老後の生活費は確実に下がります」が正しい理解です。

　　*勿論、オール電化でエコキュートを導入されますと元が取れるまで10年以下、
　　に本当になる場合もありますけれども・・


2.　急がせる販売店は要注意

　　お客様にとってみれば大きな買い物ですから、マジメに考えたいものです。
　　色々考えすぎるとなかなか踏みきれないので、営業マンは納得できる説明を
　　心がけるわけですが、

　　初めて来て、「明日になると値段が高くなるから、今日契約しないと損する」とか
　　言うらしいんです、別に腐るわけじゃあるまいしね・・そんなはずありません。

　　「とにかく早く工事しましょう、明日来ます」　って、気が変わらないうちにモノ
　　入れちゃおう丸出しです。

　　とにかく、説明には一回来させて、契約は冷静に次の日以降に。
　　契約まで、最低でも3回くらいは顔みてください。
　　まともな販売店は、何度でもちゃんと参りますよ。
　　

3.　高すぎる販売店は要注意

　　こりゃ、当たり前と言われるかもしれませんが、何分実際の相場をお客様は
　　以外にご存知ないです。

　　こういう時は、NEFのデータから1kwあたり約70万円前後を目安にしましょう。
　　条件によって、70±10万円程度が妥当でしょうか。
　　(したがって、3kwシステムでは210万円±30万円くらい)

　　すごく特殊な設置条件で、3kwで300万円になってしまうことも無いことも
　　ないのでしょうが、まあ普通のご自宅なら210±30万円で収まるんじゃないで
　　しょうか・・
　　

4.　安すぎる販売店は要注意

　　皆さん、「高すぎるのは良くない」のはおわかりなんですが、実は安すぎるのも
　　ダメなんです。
　
　　実は太陽電池の仕入れは他の商材と比べて異常に高く、販売店は簡単には
　　利益が出ません。　これは、販売店の扱い量によって仕入れの%は若干違う
　　もののビックリするような差は出ないものなのです。

　　ですから前述の金額幅より大幅に安いと言う販売店は、何かの金額を落として
　　いるわけで、一番落としやすいのが「工事費」というこです。

　　でも皆さん、ご自宅の屋根いじるわけで、安い工事費でバンバンやられたら
　　イヤですよね。そうなんです、屋根工事は出来るだけゆっくり丁寧にやって
　　ほしいものなんです。

　　ゆっくりやれば、人件費は増えますから工事費はある程度の金額になります。
　　そうなれば、”破格”　”激安”と言うのはある意味ありえないのです。

金額は安ければ良いと言うわけではなく、「妥当な」金額かどうかを見極める
必要があると言うわけです。

もし、「業者から見積もらったけど妥当かどうか、さっぱりわからん」と言う方、
メールください。
その見積査定しますよ。

これいい案だなぁ・・そうです、査定しますので送ってください。

と言うわけで、今回のお題はここまで。


　　　　　　　　　　　愛・地球博の太陽電池のフェンス